奈良町情報館のブログ

江戸時代の街並みを残す「ならまち」の観光案内所です

三枝祭@漢國神社

6月17日には、毎年「三枝祭」が行われます。
 
奈良町情報館から徒歩10分の、率川神社で行われるお祭りが特に有名です。

弊社ホームページでも「催事」ページで紹介しています↓

http://www.naramachiinfo.jp/event/
 
 
実はもう一か所、率川神社から北に徒歩5分、

同じ「やすらぎの道(通称)」沿いにある漢國神社(かんごうじんじゃ)でも、

この日に「鎮華(はなしずめ)・三枝祭」が行われています。

 

車道から少し入ったところにありながら、喧騒とは無縁のお社。
 
 
ちなみに三枝(さきくさ・さいくさ)=百合です。

どちらの神社でも、ササユリがふんだんに供えられ、境内を飾ります。

 

こちらは漢國神社の例祭後、神前に供えられたササユリの玉串。

ちなみに率川神社だと、お神酒とともに神前に供えられるササユリは、

350本にも上るそうです。

 

そして漢國神社の三枝祭では、清和四條流による「式包丁」が毎年奉納されます。
素手で触れることなく、箸と包丁だけで鯉をさばく、その次第も見事な行事です。

 

特大のまな板には白布がかけてあり、その上には黒白黄青赤、五色の包み。
ただの重しなどでなく、中には五穀が包まれているそうです。
 
 
神職さん、ではなく装束に身を包んだ清和四條流の方々。
鯉や包丁を運んでいます。
この後の所作は始終、茶道のように型に則って行われます。
 
 
まな板の上には鯉が置かれましたが、まだ捌く前。
写真は敷紙?を箸と包丁だけで折りたたんでいるところ。
この後も、木陰からのぞき見したようなアングルの写真が続きます。 場所取り失敗しました。
 


そして捌く!
所作は美しいながらも、勢いよく行われます。
金箸を「ぷつっ」と刺す音まで聞こえます。
 

感嘆の声も聞こえるなか、きれいに捌かれ並べられ、笹百合が添えられます。
この型を崩さぬまま、三宝に移され、神前へ供えられます。
 

今年の切型は「龍門の鯉」だそうです。
切型は毎年違うそうです。
仕事を抜け出してでも、毎年見たい、と思わせるお祭りでした。
   
 
  「ならまち情報サイト」
 http://www.naramachiinfo.jp

 

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