奈良町情報館のブログ

江戸時代の街並みを残す「ならまち」の観光案内所です

勝南院(しょうなみ)の住吉さん

全国的に豪雨の被害が続いていますね。

奈良はありがたいことに、今のところ蒸すだけでさほど降っていませんが、

2年前の紀伊半島豪雨災害の教訓をそばに置いておかなくては。

 (以下、写真の一部を加工しています)

さて奈良町情報館のとなり町・勝南院町では、まさに水と海の神様・住吉さんを

おまつりしています。

そして7月30・31日は年に一度のお祭りの日。

境内には社務所兼・直会所のような建物があり、燈籠が飾られます。

氏子さんが描いた美しい絵燈籠3点。

日も暮れた19時半から式典。町の方々が集まってきています。

写真手前は、ならまちの歴史や行事を学んでいる、近所の学生さん。

に、便乗してお話を聞いていたら、何と流れで式典に参加させていただくことに。

学生さんと一緒に、玉串まで上げさせていただきました。

ちょっと撮るだけ~、と何も考えずつっかけ履いてったのが本当に悔やまれます。

勝南院の皆さん、ご一緒させていただき、本当にありがとうございました。

(しかし先日の中通町の地蔵盆 ↓ といい、なんて寛容な方々…)

http://naramachiinfo.hatenablog.jp/entry/2013/07/23/220812

 

町の奥様のお話では、勝南院は元興寺の食堂(じきどう)があった場所だそう。

昔から良い水が流れていたとされます(実際、井戸が2つあるお家も…)。

住吉さんをお迎えするにはぴったりの土地だったんですね。

その奥様が持っている吉兆笹(鳥居の横にも飾られます)には、

住吉おどり ↓にちなんだ紙人形がついていて、何とも可愛らしい。

→ 本社・大阪の住吉おどり http://sumiyoshi-odori.com/

 

燈籠や提灯に照らされながら、ご近所さんの語らいは続きます。

「明日も式典と直会がありますから、また来てくださいね」と奥様。

その言葉にのぼせながら、お先に失礼させていただきました。

 

こちらでは、8月23日に地蔵盆も行われるとか。

普段は町の一軒がお預かりしている木造の秘仏をご開帳し、夕方には般若心経を唱えておまつりされるそうです。

…神社でお経、という習合の面白さよりも、

受け継がれてきた独自の様式の美しさ、ひたむきな信仰心にうたれます。

 

なかなか写真で雰囲気を伝えることは難しいのですが(言い訳言い訳!)、

ならまちの暮らしの一片一片を、あまり歪曲しない形で、ブログなどで伝えていければと願います。

町の皆さん、校正役をよろしくお願いします!

 

ちなみにすみよっさんは水、海、航海、すなわち旅の安全を守る神様です。

観光でいらっしゃる方は、前を通るときにご挨拶されてもいいかもしれません。

ならまち情報サイト http://www.naramachiinfo.jp

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