奈良町情報館のブログ

江戸時代の街並みを残す「ならまち」の観光案内所です

正倉院展に行ってきました

11月1日の来観者数は、ちょうど!400名でした。

毎日、本当に沢山のお客様とお会いできてうれしいです。

 

さて閉館後は、後片付けを他スタッフに押し付けて、自転車かっ飛ばして

正倉院展に行ってきました。

金・土・日曜日と祝日は、19時まで開いているのです(※18時30分受付終了)。

しかも「オータムレイトチケット」は700円と割安で、記念品もついてきます。

(※オータムレイトチケット=閉館1時間30分前~発売の当日券)

記念品が何だったかは、ここでは内緒にしておきます(^^)

 

 展覧会自体は、もちろん、今年も素晴らしかったです・・・。

特に目玉の「漆金箔絵盤(うるしきんぱくえのばん)」、蓮弁部の細密画が

半端ないです。

気を抜いて描いたところが1mmも見つからない感じ、しかも状態が怖ろしく良い。

ここちょっと時間かかるかもしれませんが、並んででも近くで見た方が。

(混雑時は、近くで見たい人のために列が生じます)

 

花喰鳥刺繍裂残欠(はなくいどりのししゅうぎれざんぺん)」も、すごかった。

尾羽根なんか、鳳凰の炎の熱で揺らいでいるかのようでした。

(音にすると「わっさー」って感じのボリュームある羽)

 

他にも「檜和琴(ひのきのわごん)」の装飾部の絵が超ミニチュアサイズなのに

大らかな山水図になってるところとか、

投壺矢(とうこのや)」の美しい形とか(ライトが作る影を見ればわかるはず)、

見どころはいちいち話せばキリがないのですが、今回思ったのは、

素材そのものの力強さ。

絹織物は今もライトを浴びてキラキラ光ってますし、

宝物を守ってきた「古櫃(こき)」という大型の木箱は、

板に浮かぶダイナミックな木目だけで、漆金箔絵盤と同じくらい魅了されました。

 

花々や鳥たちがあふれる華麗な装飾も魅力ですが、

シンプルな物の根底にある美を見せてくれる点でも、正倉院宝物に勝るものは

そうないのではないかと思います。

 

色々な見方がありますが、1250年間で失ったものの大きさに頭を垂れるのは、

皆さん共通して感じられることではないでしょうか。

貴重な機会です、頑張ってお時間作ってでも、お越しいただく価値、あります。

会期中はお茶室が設けられている、奈良国立博物館の庭園。昼間とまったく違う姿。

 

ならまち情報サイト http://www.naramachiinfo.jp

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