こんにちは。
暑い日が続きますね。奈良町も日差しがジリジリしていますが、昨日は139名の方にお越しいただきました。ありがとうございます^^
今日は、奈良の郷土料理「茶粥」をご紹介いたします。
茶粥は西日本の各地でみられますが、その発祥は奈良とされており、聖武天皇の時代から親しまれてきた料理です。サラサラした口当たり(お粥ですがサラッとしています)とやさしいほうじ茶の風味が、奈良漬によく合うんです。
作り方は簡単。
米1合:水1200~1500ml:ほうじ茶20g
1. お鍋にお湯を沸かし、ティーバッグ等に入れたほうじ茶を煮出します。
2. 渋くなる前にほうじ茶を取り出し、洗ったお米を入れて強火にかけます。
アクを取り除きながら、沸いてきたら弱火でふつふつ、柔らかくなるまで煮込みます(15~30分)。あまりかき混ぜると粘り気が出るので、時々そっと様子を見るぐらいが◎。
※最初から弱火にすると、粘り気のあるお粥になります。
※お米とお茶は一緒に煮出してもOK。
お粥というより「お茶漬けでは」と思うぐらい、サラサラしているのが茶粥のポイントです。ほうじ茶の香ばしさが、お米と合わさってまろやかなとろみを帯び、優しい口当たりに。
奈良町情報館でも、大丸農園のほうじ茶を販売しておりますので、ぜひお試しください。
左より(大)1,140円(小)550円(ほうじ粉茶・ティーバッグ)650円。
ならまちで茶粥が食べられるお店もいくつかご紹介いたします^^
ならやま茶館さん(こころとからだに優しいお料理。ごはんか茶粥を選べます)
にこすたいるさん(奈良の食材を贅沢につかったカフェ。ごはんか茶粥を選べます)
茶房 暖暖さん(箱庭を眺めながら、落ち着きのある町家で一息。)
平宗さん(柿の葉寿司の老舗。奈良の郷土料理メニューもおすすめ)
ならまちにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。